代表柴田は、湘南でサーフィンを通したハッピーな地域つくりを
目指して、「~サーファーズケアコミュニティ~Nami-nications」
という活動を行っています。
メンバーは湘南で医療、福祉、介護の仕事をしながらサーフィンを趣味に
楽しむ仲間が集まり、約40名位になっております。
毎月海に集まり、一緒に波に乗りながら横のつながりを深めております。
3年前から、若年性認知症を発症された鎌倉在住の川名賢次さんも一緒に
サーフィンを楽しんでいます。
昨年からは、障害者サーフィン2年連続世界チャンピオンの、鎌倉在住
内田一音さんの障害者サーフィン支援団体とも、障害者のサーフィン体験会
など合同で活動を行っています。
3月31日日曜日、今年最初のNami-nicationが開催されました。
今回のミッションは2つ。
① まずサポートをする我々が実際にアイマスクを着用して波に乗り、
視覚障害者の方の気持ちを体感し、どんな声かけ、誘導があったら
良いのか検証すること。
② 肢体障害者の方に、安全にサーフボードに乗っていただくために、
ボードにどのような加工が必要なのか検証すること。
実際にアイマスクを付けてみて、まずどっちが沖でどっちが岸なのか
全く分からなくなること。一度崩れた波が来るのは音で分かるが、
うねりだけで来る場合は、寸前まで分からないこと。
色んな人の声が聞こえて、どちらに向かえば良いか不安な事。
そんな状況を体感した後、海から上がってみんなでディスカッション。
今回は内田一音さんをはじめ、視覚障害者部門でお兄さんのサポート役で
世界戦に同行された葭原さん、そして視覚障害者で昨年サーフィンを
はじめてすっかりはまってしまっている福地さんからの意見を
聞きながら話し合いました。
また、ボードにどのような加工をしたら肢体障害者の方が安定して乗れる
か、海で試しながら、また実際に板の上で検証を行いました。
障害や認知症があっても、当たり前に波に乗って、波乗りの気持ち良さを
味わっていただきたい、そして人生の楽しみにしていただきたい。
そんなシンプルな目的のために、沢山のサーファーが集まり、ビーチで
あーでもないこーでもない言いながら検証。
今後さらにノウハウを構築し、由比ガ浜から世界に発信していく予定です。
そんなNami-nicationsは、今年の夏、伊勢志摩の仲間に会いに行く
「夢と希望を繋げるサーフィンプロジェクト」を「希望の灯り」の
皆さまと企画中です。
どうぞお楽しみに!!
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Joy&Hope
柴田
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