6月15日日曜日、
由比ガ浜マナ オハナデイサービスセンターにて、
「ご家族のつどい」が、
13時15分~14時30分、無事に開催されました。
今回は、由比ガ浜マナ オハナデイサービスセンターと、
葉山オハナ デイサービスセンターのご利用者ご家族様がお集まり
下さりました。
ご参加者それぞれが、介護をする上で大変なこと、
現在困っていることなど、
お話されました。
皆様共通する思いとして、
同じ話の繰り返しや、
何度言っても分かってもらえない、
などの認知症症状に、
つい小言を言ってしまったり、
相手に怒ってしまう。
「相手が間違っていても、否定してはいけない」
と理屈では分かっていても、
どうしても24時間一緒にいると、
ついきついことも言ってしまう。
毎朝起きて、「今日は一日穏やかに、
きついことは言わないで過ごそう」
と思っても、
なかなかそうはいかない、
という事でした。
そういう中で印象的だったのが、
奥様を介護される、84歳の男性の方のお言葉です。
「九州出身の自分は、今まで男尊女卑できたけれど、
それでも家内は、自分や子供達そして家庭をやさしく守ってきてくれた。
その家内も物忘れの症状がでてきて、
イライラする時もあるが、
今まで家内が自分や家族にしてきてくれたことを思い、
日々感謝することで、
乗り切っている」
とのお話でした。
相手が介護者の期待にそえない言動をされたり、
状態が変化していく中で、
日々感謝すること、
そんな気持ちが持てるって素晴らしいですね。
感謝されることで、
ご本人も認知症症状があっても、
精一杯生きていこうという原動力に
繋がっていけるのではないでしょうか。
□
ジョイ&ホープ
柴田
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