5月23日日曜日、
ウェルフェアーチーム鎌倉主催
「鎌倉の高齢者福祉とアニマルセラピー」
養老孟司先生の特別講演会が、
大盛況の元行われました。
第1部は、
3月に由比ガ浜マナ オハナデイサービスセンターにも
きていただいた、
動物介在教育療法学会の、
的場美芳子先生により、アニマルセラピーについて、
講演がありました。
続いて第2部は、
養老先生による、
動物との共生の講演。
この70年ほどで、
人間と動物・家畜とのかかわりは、
だいぶ様変わりしました。
つい70年前は、ここ鎌倉でも
牛や馬が普通に道路を荷物をひいて歩いていたそうです。
現在は、牛や馬はもちろん、
様々な動物、虫たちとの接点が失われたことで、
人間の免疫力が低下し、
様々なアレルギー疾患が増えてきたそうです。
花粉症も動物との共生がなくなった結果だそうです。
動物はもちろん、いかに自分と違うものと
共生していくことが大事か、
よくわかりました。
デイサービスも、
十人十色のご利用者様がいて、
幅広い年齢層のスタッフがいて、
地域のボランティアの方や、
世代の違う子供達が、
自然に交流して共生できるような環境が、
ご利用者様にとって、良い環境だと深く感じました。
今回主催のウェルフェアーチーム鎌倉は、
鎌倉の高齢者のQOLを高めるため、
アニマルセラピーを保健・医療・福祉の現場に導入するノウハウを構築し、
地域に還元することを目的に設立されました。
今後は、鎌倉の高齢者により元気になっていただくため、
身近に沢山のセラピー犬を養成していくプログラムを考えております。
またこの場で経過報告をさせていただけると思いますが、
お楽しみに!
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ジョイ&ホープ
柴田
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