3/12(水)由比ガ浜マナ オハナデイサービスセンターの2階、
教会の集会室で、
「アニマルセラピー講習会」が開催されました。
講師は、
日本獣医生命科学大学講師、動物介在教育・療法学会 副理事長 をされている、
的場 美芳子 先生です。
第1部は、医療・介護従事者向けに、
的場先生から、アニマルセラピー入門と題して、講義がありました。
動物から受ける恩恵として、
幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌量が、
犬と触れ合ったり、見つめるだけで著しく増加するそうです。
犬の目を長く見つめれば見つめるほど、オキシトシンの量は増え、
癒される気分が上がるそうです。
また、ペットを飼うことにより、健康になり
医療費削減にもつながるそうです。
それから、公衆衛生学的適正や、
しつけについてなど、分かりやすく
教えて下さいました。
そして、第2部はいよいよご利用者様との触れ合いタイム!
今回は、スタンダードプードルの「柔YAWARAちゃん」と、
トイ・プードルの「リオン」君が来てくれました(^_^)
最初は、お互いが早く慣れるように、
ご利用差様の手から犬に餌をあげていただきます。
そして、だっこをしたり、なでたり、心の癒しから、
リハビリを行うにも、片手で犬をなでながら行うと、
可動域が拡がったり、痛みに気がいかなくスムーズにリハビリが行えるなどの、
身体機能にも効果があるそうです。
ボールを投げて犬に拾ってきてもらったり、
ゲームを介しながら自然とコミュニケーションが拡がります。
そして、ワンちゃんも食事が終われば、
歯もみがきます。
ブラッシングして、おめかし。
こういったことを、ご利用者様と一緒に行うことで、
お世話してあげる喜びと、
ご自分にも目をむけていく、
様々な効果がありそうです。
ここでは、犬に着せるお洋服を、
ご利用者様にどれがいいか、沢山ある中から選んでいただいています。
こんなに可愛いドレス♡
そして、ご利用差様にリボンも巻いていただいております。
「柔ちゃん」おしりのフサフサ、写真では分かりづらいですが、
「♡型」になってます。
今回は、「鎌倉ケーブルテレビ」様から
取材もあり、
インタビューを受けている
「柔ちゃん」
犬と接すると、
単純に「可愛い!」って心が開きますね。
そしてさらにトレーニングを受けた犬と、
セラピーの色々なテクニックで行うと、
心と体に沢山の良い効果があると実感できました。
今回の企画は、
当デイサービスと同じく、昨年11月に鎌倉由比ガ浜でオープンされた、
獣医師の先生が代表をされている「由比ガ浜メディカルケア訪問看護ステーション」さんとの
共催で行いました。
ご利用者様にこんなにも効果がある、アニマルセラピーを、
身近に感じ、またそんなセラピー犬をもっと増やしていければ、
それがご利用差者様の幸せにつながっていきますね。
というところから出発し、
これからは、医療・介護従事者が飼っているペットのワンちゃんを、
セラピー犬に育てていけるような、取組みができればなと思っております。
これからの活動も、こちらでご紹介させていただければと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
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ジョイ&ホープ
柴田
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